【NUMBER GIRL】【ナンバーガール】
● NUMBER GIRLとは
Gt&Vo : 向井 秀徳
Gt : 田渕 ひさ子
Ba : 中尾 憲太郎
Dr : アヒト・イナザワ
エモーショナルなギターロックの全盛期を支えたNUMBER GIRL。今もなおフォロワーを多く排出しています。これぞロックバンド!というこだわりは盗みたいところ。
ナンバガばっかり聴いてた時期もありますが、なかなかああいうバンドが世の中に出るのが難しい世の中になってますね。ポップさというか、キャッチーさが必須で、その中で何かとがっていることをできるバンドが売れている感じがします。「売れなくてもこれが好きだからやる」っていうバンドがもっと売れてほしいな、と思いますね。難しいかな。
機材は、特に歪みまわりにこだわりを感じます。これぞギター!っていう音なので、すごく参考になりますね。
【使用機材】【エフェクター】
● 田渕ひさ子
■ギター:
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Fender USA JAZZMASTER '64/'65
■アンプ:
・Marshall MK-U'73 100W(アンプヘッド)
チャネルT&Uをリンクして使用。つまみは左から4、10、10、4、4、4の設定です。
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ORANGE OR412(アンプキャビネット)
■エフェクター:
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BOSS TU-2(チューナー)
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BOSS BD-2(オーバードライブ)
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KLON CENTAUR(オーバードライブ)
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Jersey Girl Fulltender(オーバードライブ)
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BLACK CAT OD-1(オーバードライブ)
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DOD FX51 JUICE BOX(プリディストーション)
単体で使うと音が劣化しますが、ディストーションの前でかけると、ジュースボックスという名のとおり非常にみずみずしい音になる、めずらしいエフェクターです。
・TOKAI DISTORTION(ディストーション)
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MAXON CS550(コーラス)
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BOSS CE-2(コーラス)
ナンバーガール時代に使用。
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BOSS RV-3(リヴァーブ/ディレイ)
モード1で使用。
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BOSS DD-5(デジタルディレイ)
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MAXON AD900(アナログディレイ)
■セッティング:
アンプは殆ど歪ませず、クリーンの音をヴォリュームで上げておきます。
そして、BD-2で歪みを作り、BD-2のヴォリュームで音量を調節します。
ここまでの設定でメインの音を作るそうです。
こうすることにより、アンプの上限に余裕ができ、ブースターを踏んだときに、音がでかくなります。
アンプで歪んだでかい音を作ってしまうと、ブーストさせても、音がでかくならないのだとか。
続いて、ソロなどのブースター(オーバードライブ)は、ナンバーガール、bloodthirsty butchersではKLON CENTAUR、toddleではFulltender Jersey Girlを使用。
たまにBLACK CAT OD-1などを使用することも。
ナンバーガール時代など、さらに歪ませるときは、TOKAI DISTORTIONなどのディストーションも使っているようです。
必要な曲や機会などによって、リバーブ、ディレイ、コーラスなどのエフェクターも使うそうです。
【リンク】